病児保育のご案内Sick Care

病児保育とは?

病気(風邪や発熱)やケガのお子様や、病気やケガの回復期にあるお子様を保護者に代わって専門のスタッフ(保育士、看護師)が専用スペースで保育、看護するサービスです。

病児保育

病状の急変は認められないが、病気の回復期に至っていないため、集団保育が困難であり、かつ、保護者の勤務等の都合により家庭で保育を行う事が困難なお子さまを対象とした保育

病後児保育

病気の回復期にあるが、集団保育が困難であり、かつ、保護者の勤務等の都合により家庭で保育を行うことが困難なお子様を対象とした保育

どんなときに使える?

子どもが急病のときや、保護者が仕事を休めず、病気の子どもを看病できないときなどにご利用いただけます。

だれがいるの?

病児保育の専門家である保育士や看護師が常駐し、病気の子どもの体調をしっかり見ながら保育士します。

利用者の対象について

坂之上いつつぼし保育園の在園児・在園児の兄弟・卒園児
対象児童は、原則として満1歳〜小学校6年生まで。 ※在園児は0〜2歳全員

  • 保護者等が仕事等で、家で看病することができない時
  • 集団生活が困難な状況である時
  • 一般のお子様にご利用いただける状況になった場合は、別途お知らせいたします。

持病のあるお子様、支援の必要なお子様に関してはお預かりしかねます。

  • 保育園併設の病児保育施設で、病院併設の病児保育でないため

利用できる病気の症状

  • 病気が回復期に至らない、急性期であり、かつ、当面の急変が認められない場合。(医師の判断が必要)
    医師から感染症と診断された場合はお預かりできません。(下記の表をご参照ください)
  • 病気やケガが回復期にある場合(医師の診断が必要)

※オレンジで囲んだ部分のものは、医師が病児保育を認めた場合でも病児保育ではお預かりできません。
※★印のものは、通常保育へ登園の際には必ず医師の「登園証明書(医師の意見書)」(登園許可)が必要となります。
※☆印のものは、保護者による「登園届(保護者記入用)」が必要となります。

感染症名 登園のめやす
★麻疹(はしか) 解熱後3日を経過するまで
★インフルエンザ 発症した日を0日目として5日を経過し、かつ、解熱後3日間を経過するまで
★風疹 発疹が消失してから
★水痘(みずぼうそう) すべての発疹がかさぶたになるまで
★おたふくかぜ 耳下腺、顎下腺、舌下腺の腫脹が発現してから5日を経過するまで、かつ全身状態が良好になるまで
★結核 医師により感染の恐れがないと認めるまで
★咽頭結膜熱(アデノウイルス) 主な症状が消失後2日経過してから
★流行性角結膜炎 感染力が非常に強いため結膜炎の症状が消失してから
★百日咳 特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで
★急性出血性大腸菌感染症
(О157・О26・О111等)
症状が治まり、かつ、抗菌薬による治療が終了し、48時間をあけて連続2回の検便によっていすれも菌陰性が確認されたもの
★急性出血性結膜炎 医師により感染の恐れがないと認めるまで
★髄膜炎菌性髄膜炎 医師により感染の恐れがないと認めるまで
☆溶連菌感染症 抗菌薬内服後、24〜28時間が経過していること
☆マイコプラズマ肺炎 発熱や激しい咳が治まっていること
☆手足口病 発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影饗がなく、普段の食事がとれること
☆伝染性紅斑(りんご病) 全身状態が良いこと
☆感染性胃腸炎、ウィルス性胃腸炎
(ノロウィルス、ロタウィルス、アデノウィルス等)
嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれること
☆ヘルパンギーナ 発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、 晋段の食事がとれること
☆RSウイルス感染症 呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと
☆帯状疱疹 すベての発しんが庇良(かさぶた)化していること
☆突発性発しん 解熱し機嫌が良く全身状態が良いこと
とびひ 炎症症状の強いもの、 広範なものは登園不可とし、 直接接触を避ける
水いぼ 登園可。プール可
頭じらみ 治療が始まれば登園可

利用料金について

利用料金は、1日2,000円とします。 ※事前精算となります。(在園児については園負担で無料)
※ただし、生活保護受給世帯、市町村非課税世帯、所得税非課税世帯に該当される方は利用負担金が免除されます。
申請書の記入が必要ですので事前申し込みの際に職員までお知らせください。
お弁当のお持ち込みも可能です。(アレルギーがある場合はお弁当を持参していただきます。)
※昼食代は別途200円いただきます。(在園児については園負担で無料)
※15時のおやつ代は無料です。

ご利用時間帯

開園日 月曜日から金曜日(土、日、祝祭日、年末年始は利用できません)
但し、土曜日は開所する場合があります。
開園時間 午前8時30分から午後5時30分まで(保護者の希望にあわせておあずかりします)
受入れ可能な人数 1日あたり病児・病後児各定員1名(保育士各1名・看護師各1名)

※医師を受診して取得された「医師連絡票」を確認させていただいてから、連続して最長5日間までご利用できます。ただし、3日経っても症状が改善せず悪化した場合は再受診していただき医師連絡票を提出していただきます。(別の病児施設利用や、一度回復して普通保育に戻った後、再び病児保育を利用する場合も、再度医師を受診していただき、「医師連絡票」を提出していただきます。)尚、皮膚症状による利用の場合は医師の判断によります。
※その他の災害、伝染病の発生などの非常事態の時はご利用できない場合もあります。
※キャンセルされるときは当日の7時から7時30分までにご連絡ください。

受診日(医師連絡票取得日)を1日目とした利用パターン(例)

受診日
(医師連絡票取得日)
予約日 利用当日
A. 予約が、医師連絡票の取得と同日だった場合 1日目(当日) 1日目(当日) 1日目(当日)
B. 予約が、医師連絡票の取得の同日だった場合 1日目(前日) 1日目(前日) 2日目(当日)
C. 予約と利用が、医師連絡票の取得の翌日だった場合 1日目(前日) 2日目(当日) 2日目(当日)
D. 予約が、医師連絡票の取得から休みを1日挟んだ場合 1日目(前々日) 2日目(前日) 3日目(当日)
E. 予約が、医師連絡票の取得から休みを2日挟んだ場合 1日目(前々日) 3日目(当日) 3日目(当日)

※予約は利用する前日または当日です。(前々日の予約はできません)
より多くのお子様を安心して預けていただくために、ご理解・ご協力をお願いいたします。

ご利用の流れ

事前登録(在園児は不要です)

1

事前登録申請

ホームページより事前登録申請を行なってください。
メール確認後、園よりお電話いたします。

お問い合わせフォームはこちら
2

事前登録に必要な聞き取り

登録に必要な情報の聞き取りを行います。
ご来園いただき、その後、事前登録完了です。

事前登録にお持ちいただくもの

母子手帳、印鑑、お薬手帳

病児保育利用児の予約

1

園に電話で予約(前日までに予約が必要です)

Tel. 099-297-4451

電話受付時間: 8:00〜17:00(月〜土)

2

医療機関受診

医師の診察を受けていただき、「病児・病後児保育医師連絡票兼利用申込書」の医師記載欄を記載してもらってください。

ご利用にあたってのお願い

ご利用前に

  • 必ず医療機関での診察を受けてください。

お預かりについて

  • 当日のお子様の状況によってはご連絡させていただく場合がございます。
    (発熱が38.5℃を超えぐったりしている、食事・水分が取れない、病状のぶり返しなど再度受診が必要と思われる状況など)
  • 感染症対策には、細心の注意を払っておりますが、感染を防ぎきれない場合もありますのでご了承ください。

食事について

  • お食事は保育園で対応させていただきますが、お子様の食べられるもの、お好きなものを持参いただくこともできます。(食物アレルギーの方は持参していただきます。)

持参いただく書類

  • 病児・病後児保育医療連絡票兼利用申込書(医療機関で記入したもの。診断書料は自己負担となります)
  • 病児・病後児保育記録兼連絡票
  • 病児保育利用持ち物チェックリスト(必要に応じて)
  • 与薬依頼書(内服薬)
  • 与薬依頼書(外用薬)
  • お子様の健康保険証のコピー(その月初めて利用される時、内容に変更があった時)
書類ダウンロード

安全と衛生面について

①送り迎えは原則として保護者がおこなってください。代理の方が行う場合は、必ず保護者が事前にご連絡ください。

②お預かりしている際に急変した場合、応急の処置をとり保護者にご連絡しますので、緊急時の連絡先を必ず園にお知らせください。
また、39度ちかくの発熱、下痢、嘔吐が頻回にある、全身に発疹、アレルギー症状が見られた場合は、ご連絡しますのでお迎えをお願いいたします。

③与薬は医師の処方箋がある場合に限り対応可能です。
「与薬依頼書(内服薬)」を記入し、1回分(粉薬:袋に記名、水薬は小さな容器に入れ替えて記名)し必ず看護師に手渡ししてください。
家庭薬は投与できません。

④熱性けいれんを持っているお子様で座薬を使用する場合は、使用前に、保護者に連絡を入れます。
座薬を使用される方は「与薬依頼書(外用薬)」を記載し薬剤提供書もしくはお薬手帳をご持参ください。
体温が何度になった時点で使用するのかを必ず記載してください。
座薬は小さな容器に入れてご持参ください。(容器に記名してください)

⑤万一、病児保育利用中に当園の責に帰す事故が発生した場合は、加入する保険適用の範囲内において補償いたします。
加入保険および保険内容は以下のとおりです。

損害賠償保険

1事故あたり5,000万円まで

持ち物について

持ってくるもの(1歳〜6歳) 必ず持ってくるもの 着替え、下着、お薬手帳、お薬、歯ブラシ、コップ、タオル、バスタオル(2〜3枚)、ハンドタオル、着替え入れ(ビニール袋等)、提出書類、保険証のコピー、空の水筒(園で麦茶を用意します)
必要な場合お持ちいただくもの 昼食・飲み物・おやつ(必要な方のみ)、ミルク、おむつ(いつもより多めに)、おしり拭き、気に入っているおもちゃ、哺乳瓶、おしゃぶり、スタイ、食事用エプロン
持ってくるもの(小学生) 着替え(2〜3組)、汗拭きタオル1枚、バスタオル2枚、水筒、お弁当、はし、歯ブラシ、コップ、ビニール袋(2〜3枚)、お気に入りの遊びもの、本、母子手帳、提出書類、お薬、お薬手帳、保険証のコピー

病児・病後児室でのスケジュール

時計
8:30

登園・入室

保護者も一緒に入っていただき、お子様の症状やお薬のことなど聞き取りをさせていただきますので、お預かりに少しお時間をいただきます。
検温、水分補給、排せつのチェックもおこないます。

病児保育開始

症状や発達に合わせて室内で遊びます。
絵本、おもちゃ、折り紙、塗り絵など静かな遊びを中心にし楽しく回復に向かえるようサポートします。
DVD鑑賞も時間を決めておこないます。

時計
11:30

お昼ご飯、検温、投薬

食欲がない時には無理には勧めませんが、水分だけは取れるよう様子を見ていきます。

時計
12:30

お昼寝(年齢に合わせて)

時計
15:00

おやつ

おやつ後も継続して、体温、症状の変化に気をつけながら静かに過ごします。

時計
〜17:30

お迎え

(〜17:30までのご希望の時間に。できるだけ早めのお迎えをお願いします、)
お迎えの際に、日中の様子をお伝えいたします。

※時間は目安です。